FDMY 防災ユースフォーラム


室戸ジオパークと防災(第1回)

投稿者: kurata, カテゴリー: RENSAI✕BOUSAI

 初めまして。私は、室戸ジオパークで地質専門員という地域の学芸員のような仕事をしている柴田といいます。今回は、第1回で室戸ジオパークの見所を、第2回にジオパークをきっかけに室戸で始まったばかりの防災に関わる取り組みを、第3回に柴田のジオパークこぼれ話を紹介したいと思います。

ジオパークって何?

 みなさんは、ジオパークという言葉を聞いたことがありますか?ジオパークというのは、大地や地球をテーマにした野外博物館のようなものです。室戸ジオパークは、室戸市全域がジオパークのエリアで、地震や海底火山に関わる地質遺産が点在しています。これらを一人で見るのは大変なので、ガイドツアーがオススメです。海岸や町並みをガイドさんと一緒に巡ると、大地の変動の歴史を楽しむことができます。ジオパークは、日本国内に室戸も含めて25地域あり、うち5地域が世界ジオパーク(洞爺湖有珠山、糸魚川、山陰海岸、島原半島、室戸)です。
 ジオパークと災害は切っても切れない関係にあって、災害をジオパークの見所にしている地域は数多くあります。ジオパークは、災害と恵みの両方を自然な形で紹介できるツールの一つだと私達は考えています。例えば、島原半島ジオパークでは、火山のメカニズムや危険性を知って勉強するだけでなく、温泉などの大地の恵みを実感しながら地域を楽しめます。

室戸ジオパークの見所

 ガイドツアーで案内している場所を紹介します。

・縦のシマシマの地層は深海に降り積もった砂や泥。大地が地震を伴いかがら変動して隆起してきました。

・昭和南海地震で陸化した岩礁

・空海が修行していた洞窟は、3600年前に作られた海蝕洞。

・隆起ポーズ

・ツアーが終わったら地層のケーキ(付加体ケーキ)

このように、室戸ジオパークでは大地の変動や地震に関わる地質遺産をツアーの見所の一つとして、紹介しています。次回は、こんな室戸ジオパークで始まった、防災学習の様子を紹介します。

※ガイドツアーの受付(0887-23-1610:室戸ジオパークインフォメーションセンター)
※室戸ジオパークでは職員(国際交流員)を募集しています。http://www.muroto-geo.jp/


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