FDMY 防災ユースフォーラム


防災とユニバーサルデザイン(第一回)

投稿者: kurata, カテゴリー: RENSAI✕BOUSAI

片岡 幸壱(防災情報新聞 特約リポーター)

「ユニバーサルデザイン(UD)」の意味、それに関する事などについて2回に分けて紹介したいと思います。

◇「ユニバーサルデザイン」とは

みんなにやさしいデザインとしてとらえ、年齢・性別・文化・身体の状況など、人々が持つ多様な個性や違いを超えて、一人ひとりが互いに多様性を認め合い、はじめから誰もが利用しやすいように、まち・建物・製品・環境・サービスづくりを行っていこうとする考え方です。
防災では、地域在住の外国人が災害時に情報弱者とならないように多言語表記の「避難所看板」製作などが有ります。

◇ユニバーサルデザインの7原則

ロナルド・メイス(ノースカロライナ州立大学 ユニバーサルデザインセンター所長)が1985年に公式に提唱したものです。

原則1:「誰にでも公平に使用出来る」
原則2:「使う上での自由度が高い」
原則3:「簡単で直感的に分かる使用方法となっている」
原則4:「必要な情報がすぐ理解出来る」
原則5:「間違い、危険につながらないデザインである」
原則6:「無理な姿勢や強い力無しで楽に使用出来る」
原則7:「接近して使えるような寸法・空間となっている」

◇阪神・淡路大震災を経験して

私自身約3ヶ月弱の避難生活を経験しています。その時に困った事・感じた事は
「情報や避難を知らせる時は目で見て分かる様にして欲しい」
「地域の方との交流は大切」
「字幕放送のテレビ・文字表示のラジオが必要」
「筆談・手話が出来る様な環境を整えて欲しい」などでした。
災害発生時には、それぞれのハンディに合ったサポート方法を日頃から考えておく事が重要だと実感しています。
特に「地域の方との交流を深めて情報交換する」ことは非常に大切であり、積極的に取り組んでいかないといけないのではないかと思います。

☆今後の「ユニバーサルデザイン」

 皆さんが普段、生活している環境で「ユニバーサルデザイン」になっているのは、まだ一部です。「災害時には、この様にしたら良い」などが有ったら、それについて考える機会を作って欲しいと思います。


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