FDMY 防災ユースフォーラム


防災は実践!地震に備える(第五回)

投稿者: kurata, カテゴリー: RENSAI✕BOUSAI

伊藤英司(公益財団法人市民防災研究所研究員)

(4)家族で安否確認方法を確認

 地震が起きたとき、必ずしも家族が一緒であるとは限りません。家族がばらばらの時間に地震が起きれば、まず、家族の安否が一番の心配ごとでしょう。どのように安否確認をするか、家族で話し合っておきましょう。

 安否確認手段は、一つの方法だけでなく、複数の方法を考えておくことが大切です。防災対策全般に言えることですが、これが使えないならこっちを使おうという重層的に備えることが重要です。

(5)ライフラン寸断時の代替手段を考える

 私たちの生活に欠かすことができない「電気」「ガス」「水道」といったライフラインが地震で寸断されたとき、代わりになるもので身近にどんなものがあるか考えてみましょう。

 例えば、電気は懐中電灯やランタンがあり、ガスはカセットコンロがあります。一方、水は代わりになるものがなく、水だけは水を備えるしかないことがわかると思います。

 また身近にあるものを工夫するのも一つの方法です。市民防災研究所では、電気とガスの代わりになるものとして、身近にあるものを使った手作りランプと空き缶コンロを考案しています。詳しくは研究所のホームページ(http://www.sbk.or.jp/)をご覧ください。

(6)訓練に必要な物の準備と点検

 さて、ライフラインが止まったときの代替手段を考えましたが、それを実際に使って体験してみることが大切です。それがわが家の防災訓練であり、必要な物を準備し、実際に使えるかどうか点検したら訓練の準備は完了です。

 防災は、知識として理解するだけではなく、実際に体験し学ぶことが大切です。普段使いこなせていないものは、災害時に使えるはずがありません。

 また、「家のどこに、何があるかを知っておく」ことも大事なことです。ご主人は奥さまにまかせっきりで家のことはわからない人も多いかもしれません。しかし、それではいざというときに奥さまがいなければ、せかっく備えてある物も役立ちません。普段から家のどこに何があるかを把握しておくことも大切なことでしょう。

 さて、訓練の準備が整ったらいよいよわが家の防災訓練の実践です。(了)


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