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平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震:現地レポート(23日)@福島県国見町

投稿者: kurata, カテゴリー: 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震

福島県入りしていた加納のレポート第四弾です。(24日未明、帰京しました)
福島県国見町のトピックを列挙します。

2011年3月23日@福島県国見町

1. 災害ボランティアセンターについて
在宅の被災者への対応が始まった。本日は、5件のニーズに対応。
あめ石(大谷石の一種)が道路に崩れているので、それを道路脇に取り除いて欲しいというニーズや
家屋の中の片づけニーズなどが主なものとなっている。
こうしたニーズが民生委員や行政を通じて徐々に入ってきている。
災害ボランティアセンター内の、ニーズを受けてから活動までの流れを作っていく必要がある。

2. 避難所の状況
昼間は閑散としている。
体操(毎日9時30分頃~10時30分頃)の時に体を動かす程度で、
基本的に、自分の居るスペースから離れて体を動かそうとしていない。
仮設住宅が出来るまで長期戦になると思われるので、
廃用症候群(wikipedia)にならないためのさらなる対策が必要ではないか。

昨日、避難所内に作成した「TVスペース」に見に来ている人はいるが、
食事場所としては、あまり活用されていないように思われる。
寝る場所と食事をとる場所を分けていきたいが、なかなかそのようにはならない。
どこかの段階で、食事をとる場所として機能させるようアナウンス等をしていく必要がある。

3. 国見町の住民の状況
やはり、地域住民の方は「災害ボランティア」に対するイメージが湧いていないように思われる。
屋根の上に登っての危険な活動を行ったり、
普段ならば業者に依頼しなければ難しいものも、ボランティアニーズとして入ってくる。

また、国見町の町民の性格なのかもしれないが、がまん強い。
なかなか困ったことを他人に話さない気質である。支援を受けることに慣れていない。
そのため、ボランティアセンターに本人が直接、相談にくるよりも、
民生委員さんを通じてボランティア依頼が来ることが多い。

4. その他
応急危険度判定を行っていない世帯からのボランティア依頼が2件ほどあった。
判定を行っていなくても、安全にボランティア活動を実施することが出来るように、
建築士等との協力体制が欠かせなくなってきている。

本日も学生を中心にボランティアが25人ほど集まってきている。
学生は基本的に長期休暇以外は期待が出来ないので、春休みの間に
多くのニーズに対応できるようにしていく必要がある。

そうした意味も込めて、現在、ボランティアのニーズが民生委員さん等を通じて、
依頼されるものがほとんどなので、民生委員・児童委員協議会でチラシを配るなど、
ボランティアセンターの周知をしていくことが重要。


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